男女の愛憎は永遠のテーマ・いまや浮気の現場を見たい時代に👦アスト探偵事務所（大阪）

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探偵が扱う事件。👦おすすめの探偵事務所

浮気・不倫の調査が大半を占める。

探偵が手掛ける事件で、圧倒的に多いのは男女の愛憎問題。つまり要するに浮気・不倫調査である。不倫の中身は、当然複雑なものが多い。しかも、以前と違っていまは「浮気の証拠を掴みたい」から「浮気の現場をこの目で見たい」というように、より突っ込んだ内容を求める傾向にある。　

探偵側も、高度なテクニックとそれを可能にするハイテク機器の力を借りなければ、依頼者が満足する結果を得られないケースが多い。しかし、所在調査も探偵の仕事の一つだ。「今年47才になる妻が家出をしてしまった。探したけれど、どうしても見つからない。」と、妻・英子の夫・田中久雄（52才）から相談がきた。

依頼者である夫は、中小企業の役員。何事も仕事優先で、あまり家のことには構わなかったという。久雄にとっては、25才の娘と21才になる大学生の息子の二人が、ようやく親の手を離れようという時期に、突然降ってわいた熟年妻の家出騒動であった。

このところ、詩吟の会に通っていた妻の帰宅時間が遅くなって、しばらく前の土曜日には外泊までしてきたため「もう、土曜日には行かせない。」と言ったことから口論になり、妻は家を出て行ってしまったのだ。　

久雄は、現在住んでいるマンションの他に、出身地の鹿児島県姶良市に駐車場を持っていた。ゆくゆくは、子どもたちにその土地を分け与えようというつもりであった。一週間後、自宅に戻った英子は「将来のため、マンションの名義を私の名前にしておきたいのに、そうしようとしないので別居する。もう家には帰らない。」と、再び出て行ってしまった。

「だから、家出の原因は財産問題だと思う。」と、久雄は語った。それは、自分なりに妻を愛してきた彼の願望であった。「いや、家出の原因は100％。男ですよ。金銭欲だけで出ていくような人じゃないでしょ。」そうわたしが指摘すると、久雄もまた「怪しい。」という一人の男の名前を上げた。　

男の名は、宮田正樹。英子と同じ47才であった。もちろん男にも妻と子供がいる。英子との出会いは、宮田の会社の詩吟の会に、英子が、詩吟の先生の手伝いで通うようになったためであった。

第二の人生に目覚めた熟年同士の浮気。

不倫流行の時代とはいえ、第二の人生に目覚めた熟年同士の浮気は、結果的には探偵泣かせの仕事であった。というのも、趣味の財テクで得た金があり、家を出ても金には困らない上。二人の子供も母親に洗脳されており、英子の味方であったからだ。　

しかも、すでに別の探偵社が動いていて、英子の警戒が強く、不動産屋も金で口封じしていて、聞き込みをしても何も教えてもらえない。逆に、こちら側の情報が娘を通じて、英子に伝わっていたのである。　そのため、わたしは英子と連絡を取っている娘の尾行から始めた。だが、思うような結果が出ないため、久雄にボイスレコーダーを渡して、娘の電話を録音させることにした。準備が整うと。　

わたしは久雄に。娘さんに「探偵社から、間もなく英子のマンションに行くという連絡が入った。」と言いなさい。「あわてて連絡を取るはずだ。」と指示を出した。案の定、娘はすぐに英子に電話。現状報告をしたあと。「帰って来ない方がいいと。」アドバイスまでしていたのだ。早速、娘の携帯電話を調べて。英子が住むマンションの名前と住所を割り出した。そして、マンションの下見も終えた。　

その後、英子は近所のスーパーのパートをしていることがわかった。そして、そのマンションを宮田との逢い引きの場所にしていたのだ。そして、家出するにあたって英子が持ち出した株券1000万円の他。宝石と貴金属など、総額3000万円の大半が。宮田の手に渡っていた。　

サラリーマンの宮田は、英子の金が目当てなのはわかっている。しかし、愛に狂った英子は、二人の愛の巣を用意してまで。宮田に貢いでいたのである。頭が切れて、したたかな宮田は。わたしの探りに対して「英子の行方はまったくわからない。」と言い。家を出るときに英子が持っていた株券などについても「預かっている。」と平然と答えた。　

結局、決定的な証拠を突きつけない限り。シラを切ると見たわたしは。二人の浮気の現場に踏み込む以外に方法はないと考え。その機会を待つことにした。「怪しい。」と狙いをつけた連休の前日。そろそろ潮時だと見たわたしは、久雄を訪ねた。これまでの調査結果を説明し、真実を伝えることによって。久雄の協力を得たのである。　

宮田がやって来る。その当日、宮田がマンションに入るのを確認してから。わたしはドアをノックした。「どなた？」と英子の声。「回覧板を持ってきました。」とわたし。ドアが開いた次の瞬間。わたしはマンションの中へ突入した。続いて、久雄と息子が入ってきた。

「何ですか？あなたたちは。やめてください。出て行って。」と英子。半狂乱になっている母親を息子が羽交い絞めにすると。わたしと久雄は部屋の中に踏み込んだ。「わたしは潔白よ。浮気なんかしていない。」そう言い張る英子は。淡いピンクのネグリジェの裾をはだけ、太ももを露にし、宮田も浴衣の下に何も身に着けてなかった。　

そんな状況でも、英子は。「ただ、相談に乗ってもらっていただけなのよ。」「絶対、肉体関係は無かった。」と、シラを切り通した。そして、英子は。夫に対して「あなたとはもう他人です。わたしはずっとあなたと別れたかったんです。それを子どもたちのために我慢してきたんです。3000万円（持って出た）くらい。もらって当然よ。」と、英子はいった。　

宮田を信じてる英子は、問題がこじれたときは一緒になってもいいと思っていたのだが。宮田の方は家庭を壊す気はさらさらなかった。逆上する英子に対して、居直った宮田は「誘惑したのは奥さんの方だ。」と、自分に肉体を捧げた人妻。それも、熟年妻の弱さを玩ぶようにうそぶいていた。　

わたしは「お前さんの奥さんも、近くの喫茶店で待っているぞ。」というと。宮田はあわてて服を着て帰って行ってしまった。宮田が帰ってから、息子を交えて夫婦の話し合いが続いた。「絶対に、家には帰らない。」といっていた英子は。やがて、子どもたちに説得される形で自宅に戻ってきた。　

だが、一度こじれてしまった夫婦関係は。なかなか元に戻ることはない。結局、その後。家庭に平和と安らぎが戻るかどうかは、英子自身がどれだけ反省するか。その気持ち次第なのである。

アドバイス

　浮気調査の料金は、依頼者の相談内容から調査期間や調査時間、調査員の人数、車両や交通費、撮影機材、GPSの使用の有無などにより取り決められます。基本的には１日５万円～１５万円が相場とされております。

相場に開きがありますのは探偵各社の経費のかけ方の違いが料金の違いになっています。広告費や事務所経費、下請けの利用や外注の利用などで大きく変わってきます。基本的には自社で調査してる探偵社が料金はシンプルになっています。