結婚調査・結婚相手の彼氏がデリヘル嬢とラブホテルに入った。👩探偵事務所

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相手の身元や人柄、借金の有無、自己破産の有無なども徹底的に調べ上げます。

涙ながらに社員の再雇用を訴える山一証券の社長さん。

　いまから２５年前、１９９７年（平成7年）の話しを聞いてほしい。自主廃業発表の記者会見で涙ながらに社員の再雇用を訴える山一証券の社長さん。テレビのニュースでご覧になった方も多いと思う。

わたしも目を丸くしてテレビにかじりついているのを憶えている。「うちの娘が、証券会社に勤めてる男性と結婚前提で付き合っています。親としては、公務員の男性と結婚してもらいたいんですが、どうにかならないでしょうか？」と、わたしまで電話があった。

探偵のわたしとしては、男性の勤めてる会社の業績を調べるのと、男性の日常の行動を調査するしかできないのである。一般的に。結婚前調査といわれていて、相手の身元や人柄、借金の有無、自己破産の有無なども徹底的に調べ上げる。必要とあらば、ご両親やご兄弟にいたるまで徹底的に調べ上げる。

しかし、結婚が決まっているのをじゃましたりは致しません。と、わたしは、相談に来られたご両親には説明している。しかし、ご両親にとっては、山一證券のニュースが頭から離れないみたいだ。「娘が、結婚をあきらめられるような、何かがわかればありがたいのですが・・・。」とご両親は食い下がる。

わたしは公務員の男性のことが気になったので「公務員の男性には当てがあるんですか？」と聞いてみた。「お見合いの話しがきてるんです。向こうさんもかなり乗り気で、娘さえよければすぐに決まると思います。」と、ご両親は声を合わせて話しした。「なるほど、悪くはない話しですよね。」わかりました、一度、わたしの方でいま娘さんがつき合ってる男性を調べてみましょう。

会社からのアフターがどうなっているかを調べてみた。

　金融ショックで、男性の証券会社も業績は悪い。社員のリストラで会社の存続を狙っているみたいだ。それと、株主の銀行も業績はよくない。しかし、経済が持ち直せば回復する見込みはある。男性は２８才の若さで課長に抜擢されているんでリストラにはならないだろう。　

そういうことで、勤務先の証券会社の評価は「B」だ。ご両親にそう連絡したら「えっ、リストラにならないんですか」と肩を落としたような様子だった。そらまあ、年収だけを見れば、証券会社は公務員の2倍くらいはある。娘さんもそれは考えているだろう。証券会社にケチをつけるだけの材料は見当たらない。　

証券会社からのアフターがどうなっているかを調べてみた。男性の会社は、大阪市北区。男性の自宅は、大阪市都島区のマンションで一人暮らし。通勤には地下鉄を使用。会社が終わると同僚らと梅田の繁華街へ出かけている。わたしも、男性らのあとを尾行していく。午後７時にもなると、梅田の繁華街は人で溢れかえっている。この状況を見たら不景気だとは思えない。　

男性は、居酒屋に同僚の男性３人と入っていった。看板には2時間飲み放題と書いてある。ということは、午後９時には出て来るハズだ。わたしはたこ焼き屋が目の前にあったんで、たこ焼きを食べながら待つことにした。金曜の夜ともあって、若いサラリーマンや若い女の子でいっぱいだ。　

そういえば、若い女の子らもたくさん居酒屋に入っていったぞ。たこ焼きを食べたら、どうなっているか、チェックしにいこう。えーっと、どの辺に座っているかな？あっ居た。居た。あれっ、女の子4人が合流してるぞ。いつの間に。そうか居酒屋で合流する約束だったんだな。　

すかさず隠し撮りして居酒屋から出た。しばらくすると、男性が出てきて携帯で電話している。娘さんに電話してるのかもしれないなと思いながら、隠し撮り。あとから、確認したら、やはり娘さんに電話してたそうだ。男4人で飲んでると。それが、わたしにも先にわかっていたらよかったんだが、あの時は彼らの行動を監視するしかなかった。

探偵の調査は人の運命をも左右することになる

　午後9時過ぎ、男性らは居酒屋から出てきた。店の前で半時間ほど話ししてる。そのあと、それぞれカップルになり、北区兎我野町のラブホテル街へ歩いていった。まさか、ラブホテルへいくわけないわなと思っていたら、なんと、それぞれカップルでラブホテルに入っていった。　

あとで女の子に確認してわかったことだが、その女の子らはデリヘル嬢だったのだ。男性らはそれもよく利用してくれる常連さんだったのだ。女の子の名刺ももらっている。まさかとは思ったが、そのまさかが本当にあった。これは動かぬ証拠となった。午後11時過ぎに、ラブホテルから出てきた男性らはタクシーでそれぞれ帰っていった。　

調査報告書を、ご両親に見せたら「ありがとうございます。これできっと、娘は彼と別れると思います。本当にありがとうございました。」といって、ニコニコしながら、ご両親は帰っていかれた。そのあとは、どうなったかは定かではないが、調査報告書を見た娘さんはショックだったのに違いない。

できれば、娘さんの夢をかなえてあげたいところだったが、調査で知り得た情報なり、判明した事柄は調査報告書にして依頼者に渡さなければならない。そこには、人の運命を左右するかもしれない報告が記されているということだ。そのため、探偵の調査は人の運命をも左右することになるということだ。

結婚調査

結婚調査を依頼される目的の多くは、結婚相手の不審点を払拭しておきたいためです。気持ちの中に不安があれば消しておきたいと思うからです。結婚は生涯一番のビッグテーマだからです。お互いにすべてを知り尽くした上で入籍することが望ましいのです。

実際は、すべてを知らずして結婚する人の方が圧倒的に多いです。なので後になって「騙された」「知っていたら結婚しなかった」という事態に成りかねないのです。そうならないためにも、不審点は結婚前に明確にしておきたいと思われる方もおられます。また、「結婚調査」は息子や娘の結婚相手にふさわしい人なのかと、ご両親が子どもの幸せを考えて「結婚調査」を依頼されるケースもあります。